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クリニックのホームページ集客|更新・計測を始める5ステップ
開院のときに作ったホームページが、気づけば何年もそのまま。休診日のお知らせも古いままで、どこから手をつければいいのか分からない。そう感じていても、いきなりデザインを作り直す必要はありません。
まずおすすめしたいのは、担当者と作業日を決めて、次の5つの手順を毎月くり返すことです。①数字を見られるようにする、②患者さんの疑問を書き出す、③公開前に表現を公式資料で確かめる、④ページを更新する、⑤月に一度ふり返る。この記事では、それぞれの手順で何をして、どこまでできたら一区切りかを順にお伝えします。
この記事の内容
最初に「誰が・どこを・いつ」直すかを決める
更新が止まっているときは、担当がはっきり決まっているかを最初に見てみましょう。たとえば「院長が診療の合間に気づいたら直す」という形だと、忙しい月には後回しになり、再開のきっかけもつかみにくくなります。努力が足りないのではなく、仕組みがないだけ、ということも少なくありません。
決めておきたいのは次の3つです。
- 誰が:更新する人と、公開前に確認する人を名前で決めます。GA4やSearch Console(Googleの無料の計測ツール)の管理権限、ホームページ編集画面のログイン情報を院内で持っているかも、あわせて確かめておくと安心です。
- どこを:最初は「お知らせ」「診療時間・休診日」「症状や診療内容の説明ページ」に絞ります。
- いつ:毎月の作業日を院内カレンダーに入れてしまいます。
図で整理:実行する3つのステップ
- 準備する
担当・範囲・作業日を決め、数字を3段階で見られるようにし、患者さんの疑問を検索意図台帳に書き出す(手順1・2)
- 確かめて更新する
表現を公式資料で確かめて記録し、診療時間などの事実情報と優先ページを更新してスマホで動作を確かめる(手順3・4)
- 月に一度見直す
判断表で前月と比べ、次月の作業を1つ決めて台帳に戻す(手順5)

手順1・2:数字を見えるようにし、患者さんの疑問を書き出す
手順1 検索・予約・来院の数字を分けて見る
数字は、①サイトに来た人数と検索された言葉、②予約ボタンや電話番号が押された回数、③実際に来院した新しい患者さんがどこで知ったか、の3段階で見ます。
電話予約が多い医院では、Webの数字だけでは実態がつかめません。そこで問診票に「当院を何で知りましたか」という選択式の質問を加え、件数だけを数えます。氏名などの個人情報は集計表に入れません。集計はスプレッドシートで決まった形にできますが、かかる時間はサイトや予約システムの環境によって変わります。前月分の3段階の数字がそろえば、この手順は一区切りです。比べる相手は外部の平均値ではなく、自院の過去の数字にしましょう。
手順2 よく聞かれる質問を「検索意図台帳」にまとめる
検索意図とは、検索する人が本当に知りたいことです。受付や電話でよく受ける質問を書き出し、地域名、診療科・処置名、症状や不安の言葉、患者さんが知りたいこと、対応するページ(今あるか、新しく作るか)、担当者、公開予定日を列に分けて記録していきます。
言葉の組み合わせごとに機械的にページを増やすのではなく、知りたいことが同じなら1ページにまとめるのがおすすめです。Googleも、生成AIを使った検索機能でもSEOの基本は引き続き有効で、独自性があり役立つ内容が大切だと公式ガイドで説明しています。診療案内ページと説明記事の役割をどう分けるか迷ったら、クリニックSEOの設計|診療ページとコラムの役割を分けるが次の手がかりになります。
手順3・4:表現を確かめてから、ページを直す
手順3 公開前に、表現を公式資料で確かめる
治療内容、効果、費用、他院との比較、体験談、写真に関わる言い回しを書き出し、それぞれについて、厚生労働省の医療広告ガイドライン本文や関連Q&Aのどこを見たか、確認した日、確認した人を残しておきます。迷う表現は公開をいったん見送り、所管の窓口や専門家に相談しましょう。この記事では、個別の表現が適法かどうかは判断しません。資料の探し方や記録の残し方は、医療広告の確認手順|原典・掲載表現・判断記録を揃えるで詳しく扱っています。 厚生労働省の医療広告に関する公式資料・Q&Aはこちらから確認できます。
手順4 ページを更新する
次の順で進めると、迷いにくくなります。
- 診療時間・休診日などの事実情報を最新にする
- スマホで開いた直後に、診療科、地域、診療時間、予約ボタンと電話番号が見えるかを確かめる
- 台帳で優先度の高いページを追記、または新しく作る
更新日と変えた点は台帳に残します。スマホの実機で予約リンクと電話発信が動くことを確かめられたら、一区切りです。
手順5:月に一度、数字を見て次の作業を1つ決める
毎月の作業日に前月と比べ、次月にやることを1つだけ決めます。数字の変化は更新の効果を証明するものではないので、判断の材料として扱いましょう。
| 見る段階 | 確かめること | 次の作業 |
|---|---|---|
| 検索での表示 | 台帳の言葉で表示されているか | 対応ページの内容を見直す(手順2) |
| クリック | 表示はあるのにクリックが少なくないか | タイトルと説明文を直す(手順4) |
| 予約・電話の操作 | ページを見たあとボタンが押されているか | ボタンの位置と表示を確かめる(手順4) |
| 来院経路 | 問診票の回答が抜けていないか | 質問の書き方と受付での声かけを見直す(手順1) |
記入例(仮の例):「症状ページAは表示が増えたが、クリックは横ばい。次月はタイトルを直し、直した日を台帳に書く」。
今日できる一歩
今日は、更新担当の名前と来月の作業日を1つ、院内カレンダーに書き込むところから始めてみませんか。そこまで決まれば、3段階の数字と台帳の列は次の作業日に用意できます。
検索意図の調べ方、サイト構造や内部リンクの設計、タイトルや本文の組み立て、検索エンジンにページが正しく読み込まれているかの点検など、院内だけでは整理しきれない部分があれば、エッセンスクライアントにご相談ください。SEO対策を含む支援内容はサービス一覧でご覧いただけます。
参照資料・本文の確認日:2026年10月11日